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意図したタイミングにイベント等を発生させるための仕組みです。
開発言語としてはC#が対象です。
デバッグ支援ツールをダウンロードし、解凍すると、
「Form1.cs」と「DebugSupportTool.exe」があります

「Form1.cs」はデバッグするソフトに組み込むことを想定しています。

「Form1.cs」は、「c:\work\Scenario.csv」と「c:\work\processing.txt」を参照し動作します。

「c:\work\Scenario.csv」はシナリオファイルです。そのファイル名の通りシナリオをCSV形式で保持します。
シナリオにはイベント値1、イベント値2、実行開始時間の3つを保持することができます。
イベント値1、イベント値2については、個々のシステムで都合のよいように使用してください。
実行開始時間は指定のイベントを開始するまでの時間です。

「c:\work\processing.txt」は処理中を示すファイルです。
このファイルがある間は処理を行います。逆に処理完了時はこのファイルは削除されます。

「Form1.cs」には「ここから下が転用するコード」とコメントがあります。
逆に転用しない部分については、個々のシステムに合わせてつなぎ合わせる必要があります。

「Form1.cs」には「// ★イベントを処理する start」から「// ★イベントを処理する end」のコメントがあります。
この間は、システムに合わせて実装してください。

「DebugSupportTool.exe」には大きく「イベント通知」と「シナリオ切替」の機能があります。
イベント通知の画面は下記の通りです。

イベント通知では、イベント値1とイベント値2を設定し、通知ボタンを押下することで「c:\work\Scenario.csv」に書き込みます。
そして、「c:\work\processing.txt」を作成します。
そうすることで、動作中のシステムにイベントを実行させます。
備考は特に意味はありません。管理人の意図としては、イベントの意味を記録するために用意しました

この画面で設定できる情報は全て情報更新のたびに同梱の「Setting.txt」に保存されます。
再起動の際にはそれらの情報は読み込まれるため、毎回入力をやり直す必要はありません。

シナリオ切替の画面は下記の通りです。

シナリオ切替では、「c:\work\」に格納された「Scenario.csv」以外のCSVファイルをボタンに割り付けます。
ボタンを押下されると、ボタンに割り付けられたCSVファイルを「Scenario.csv」にコピペします。
※コピペされる前の「Scenario.csv」は上書きされるため、必要な場合はあらかじめバックアップを取っておいてください。

左下のテキストボックスは「c:\work\processing.txt」の有無を参照し、表示を切り替えます。
存在すれば「実行中です」。存在しなければ「動作していません」と表示します。

「シナリオ中断」ボタンを押下すると、「c:\work\processing.txt」を削除します。
「シナリオ実行」ボタンを押下すると、「c:\work\processing.txt」を作成します。